ありがとう。そしてさようなら。


すごくすごく好きだった。

貴方は甘えん坊で寂しがり屋さんで

いつも僕を心配させてばかりだったけど

僕にだけ見せてくれるその優しい笑顔と

僕にだけ見せてくれるその厳しい態度を

すごくすごく愛してた。

運命ってこういうことをいうのだと

僕は静かに涙をこぼしたこともある。

 

でも

 

それももうおしまいだね。

貴方の道と僕の道は軌道を外してしまったよ。

何回も何回も

好きだと言い続けて

僕は幸せだったけど

貴方には迷惑だったのだろうか?

何回も何回も

キスを繰り返して

貴方はどんな風にかんじていたんだろう?

 

僕は貴方のことを知っているようで何も知らなかったかのように思う。

大好きでたまらなくて

それだけで満足していた。

貴方のことを何も聞いてあげられなかった・・・

いつかまた会った時には

自然に笑える僕になっています。

そう、笑顔で

『師叔』

って呼べる日はきっと来る。

 

ありがとう。そして、さようなら。大好きなあなた。






作・綾琉楓乃さま。



管理人の無駄書き。
綾琉さまのサイトが閉鎖なさるため、
配布されていた小説を頂いてきたのものです。
配布のための書き下ろしの小説でした。
とても文章が綺麗な小説ですごく好きな小説です。
やはり綾琉さまの書かれる小説はすごいと再確認。